
「JAR」ファイルのコーヒーマークが出なくても、インストーラーを開くことは可能じゃ!
ただし、事前に「JRE」をインストールする必要があるぞ。
3つの「.jar」ファイル
マインクラフトでダウンロードする「.jar」ファイルは主に3種類あり、それぞれ違う役割があります。
- MODのjarファイル
- プラグインのjarファイル
- インストーラーのjarファイル
このうち「インストーラーのjarファイル」は、今では少なくなったものの、「NeoForge」等ではまだ使われています。
インストーラーのjarファイルを開くには
インストーラーのjarファイルをダウンロードしても、真っ白でJavaのコーヒーマークが出ない場合があります。
そして、ダブルクリックして「プログラムを選択」しても、Javaのソフトが見当たりません。
これは、パソコンに「JRE(Javaの実行環境)」が入っていないことが原因です。

Javaの実行環境をインストールするには
Javaの実行環境には様々な種類があり、その中の2つを紹介します。
Liberica JDK
- Liberica JDKダウンロードページ
- https://bell-sw.com/pages/downloads/#jdk-21-lts

Liberica JDKのダウンロードページを開くと、選択肢として、「Standard JRE」があります。
パソコンの種類に注意!
基本的には「Java 21 (LTS)」をインストールすれば問題ありません。
ただし、パソコンの種類によって、ダウンロードする項目が異なります。
OS | CPU | ダウンロードする項目 | 形式 |
Windows | IntelやRyzenなど | Windows→x86→Standard JRE | MSI |
Windows | Snapdragonなど | Windows→ARM→Standard JRE | MSI |
Mac | Intel ※~2020年 | macOS→x86→Standard JRE | DMG |
Mac | M1など ※2020年以降 | macOS→ARM→Standard JRE | DMG |

「JDK」を入れてもいいのじゃが、MODやプラグインを開発しない限り、パソコン容量の無駄遣いになるのじゃ!
Azul Zulu JRE
- Azul Zulu JREのダウンロード
- https://www.azul.com/downloads/?package=jre#zulu
Libericaのほかに、「Azul Zulu JRE」という選択肢もあります。

Zuluの場合も、パソコンの種類によって選択肢が異なるので注意してください。
ZuluのARM Windowsについて
※Azul Zulu JREは、2025/7/20時点でARM対応していないので、代わりにLiberica JDKを使ってください。
ZuluのMacについて
ZuluのMac版はZip形式しかないバージョンもあり、zipは導入方法が面倒なので、Libericaをおすすめします。
JREをインストールしたらjarを開いてみよう

JREをインストールできたら、jarファイルをダブルクリックしてください。

あれ?コーヒーマークがついていないですよ!

このJREでは、コーヒーマークではなくJavaのキャラクターがアイコンになるのじゃよ!