マイクラ、ついに影MODを内蔵。「Vibrant Visuals」発表、BEは年内・Java版は後日実装【Minecraft】
マインクラフト公式は3月23日（日本時間）、公式の”影MOD”にあたる「Vibrant Visuals」機能を発表した。統合版では近日中にプレビューで遊べる・年内に実装される予定だが、対応デバイスは限られるとのことで、ニンテンドースイッチに対応するかは不明(25年3月時点)。Java版では現在、実装に取り組んでおり、Java版のシェーダー機能の体験時期は追って発表される。
- Minecraft Vibrant Visuals | Minecraft
- https://www.minecraft.net/en-us/article/minecraft-vibrant-visuals
- Minecraft: Vibrant Visuals Transforms the Game Into What You’ve Always Imagined in Your Head
- https://news.xbox.com/en-us/2025/03/25/minecraft-vibrant-visuals/
開発チームの発表によると、「ゲームドロップ」（小さなアップデート）の一環として時間をかけて開発してきた機能が、ついにお披露目された。名前は「Vibrant Visuals （ヴィブラントヴィジュアルズ）」で、直訳すると「あざやかビジュアル」アップデート。
統合版では「年内」に実装予定(ソース: Xboxのインタビュー)で、プレビュー版については「近日中に公開」(公式サイト)となっている。
「Sildur’s Vibrant shaders」という似た名前のシェーダーがあるが、無関係なので要注意じゃ。
- 「マイクラ」の開発元Mojang Studiosを訪問――空を飛ぶ“Happy Ghast”とグラフィックス刷新プロジェクト“Vibrant Visuals”を先行体験
- https://www.4gamer.net/games/126/G012627/20250322012/
今回の発表に合わせ、4Gamerが独自にインタビューを公開しているため、合わせてチェックしよう。
以下、画像はLIVEと公式ウェブサイトより引用。
スクリーンショットと説明の内容は、開発中のもので、今後変更される可能性もあるぞ。
目次
統合版のプレビューは近日公開、機種は「できるだけ多く」
公式シェーダーは、まず統合版でリリースされる。ただし、対応機種は限られることが発表されている。
BEのプレビュー版でいつ使えるようになるか、対応機種については、すぐ発表予定とのこと。なお、4Gamerのインタビューではアグネスさんが以下のように答えている。
「できるだけ多くのプラットフォームで，高品質かつパフォーマンスに優れたグラフィックスを提供したいと考えています」とLarsson氏は述べた。
https://www.4gamer.net/games/126/G012627/20250322012/
建築中も使いやすいように。公式シェーダー実装の狙い
4Gamerの独自インタビューで、Jasperさんは以下のように答えている。氏いわく「普段使いできるシェーダーを目指している」とのこと。
Boerstra氏は開発の狙いについて「プレイ中に快適な視覚体験を提供することを目指しました。多くのストリーマーが既存シェーダーを使う際，建築中はオフにして完成後の見栄えチェック時だけオンにする傾向があります。そうした切り替えが不要で，常時活用できる視覚強化を実現したかったのです」と話す。
https://www.4gamer.net/games/126/G012627/20250322012/
公式シェーダーの機能
- 日光のレンズフレアが見られるようになる。
- 全てのブロックに影がつく。
- 水面や金属系のブロックは、光を反射するようになる。
- 透過ブロックは光を通す。波打つ水面に合わせて、水底の光も美しくアニメーションする。
- 草木は現実のように光を通すようになる（「サブサーフェススキャッタリング」という技術）
- クモやエンダーマンの目が光ったりする
- ディープダークでは、スカルク（白いぽつぽつがある岩）がより美しく見える
公式シェーダーとゲームプレイ
公式シェーダーは、あくまで表示の設定であり、ゲームプレイには影響しない。例えば、ゾンビが燃える・作物が成長するといった「日光のありなし」と、影があるかどうかは関係ない。
また、公式シェーダーは表示の設定であり、ワールドの作成バージョンと関係なく有効化できる。公式シェーダーを有効にしていない相手ともマルチプレイできる。
Java版に対応する時期は後日発表
Java版の対応時期は、後日発表される。また、公式サイトによると「クリエイターにも恩恵があるように」取り組んでいるとのことだ。
BEのシェーダーには、様々な調査やコードの書き直し、試行錯誤が必要でした。それらをJava版に対応させる準備が整ったところです。
https://www.minecraft.net/en-us/article/minecraft-vibrant-visuals
（去年、BEの表示系のコードを書き直したことで、一部の詳しい方はシェーダーを推測されたと思います。）
Java版では、MODやリソースパックのクリエイターにも恩恵があるような実装をしたいと考えています。確かに時間はかかりますが、これに関しては工数をかけるべきだと考えています。
私たちのゴールとしては、Vibrant Visualsのような改善を、BEとJEの両方で、継続的に行う方法を確立したいですね。
Vibrant Visualsを含む改善について、今まではJEとBEでタイミングが異なる事がほとんどだった。
これからは、両方のエディションを継続的にアップデートするフローを確立したいとのこと。今後のゲームドロップからも目が離せない。
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7件のコメント
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匿名2025年3月23日java版はmodで導入するのですか？
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2025年3月23日modは俗称として「改造データ」を指す 公式が用意するものだから、modなわけがない 仮にmodで実装されたら、forgeやfabricを介することになるから 完全にmicrosoftのサポート外になる、普通にゲーム内に組み込まれる機能でしょ
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匿名2025年3月27日統合版って元々スマホ版だから、スマホで出るのはほぼ確定じゃないかなぁ
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ブンバボン2025年3月28日確かに凄いっすね よくわかりますよね
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匿名2025年3月25日Switchに関しては"Switch 2"版が出るならばそちらでは対応しても、"Switch"版では対応しないなどありそう。そして"Switch"版自体がそろそろ…
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ふゆっち2025年3月26日シェーダーはIOSに来ることを 祈っています。そしてシェーダーとガストは恐らく夏の大型アプデかと思います
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匿名でいいです2025年3月29日Switchの追加だと、２の発売されてから２限定のものとして追加されるか、普通に２発売と同時にアプデで出ると期待。
