奈落に落ちたらネザーなど、落ちたり登ったりしてディメンション間を移動「World Drop」[MOD紹介]【Minecraft】

岩盤の下、奈落の底に広がるネザー。雲の遥か上に浮かぶエンドの島々… 今回紹介するのは、Domochevskyさん制作の「World Drop」です。移動元の高度と移動先の位置を指定して、その高度まで落ちると/登るとディメンションが移動する仕掛けを作れます。例えば「雲の上までブロックを積み上げてエンドを目指す」だとか、新感覚の冒険をしてみませんか。

奈落に落ちたらネザー、雲の遥か上にエンド… そんな夢が叶います

皆さん一度は岩盤を壊して、奈落を覗いてみた経験ありますよね。覗くだけじゃなくて大抵の方は奈落に飛び込んでみたことがあるはず。でも奈落の底で待っているのは… “死”のみです。

もし奈落の下に”死”以外が待ち構えているとしたら? それは”ネザー”でしょう。ネザーって地の底にあるイメージがありませんか? そういえばネザーって天井も岩盤でしたよね。

岩盤の下に何が広がっているか、あなたは知っていますか pic.twitter.com/s54A7dsjzS

— (@MCTHNK) 2016年3月25日

そんなクラフターの夢を叶えるのがこのMOD、「WorldDrop」です。移動する高度をあらかじめ設定すれば、どんなディメンションの間でも落下して瞬間移動できるんです。

落ちて移動するだけでなく、指定した高度まで登ればワープする、という設定もできます。例えば「山登りしてエンドを目指すサバイバル」など、新感覚の遊び方ができるわけです。誰かこんな実況プレイとかしてくれないかな…

移動するディメンションと高度を指定するコマンドの解説

このMODは導入しただけでは何も変わりません。専用のコマンドを使って設定する必要があります。

移動元ディメンション、移動先ディメンション、移動高度を設定するコマンド

/worlddrop set 移動元ディメンションの番号 移動先ディメンションの番号 移動元高度 移動先高度
「ディメンションの番号」は以下のとおりです。

• 通常世界: 0
• ネザー: -1
• エンド: 1

例えば、「通常世界のy:-10に落ちたらネザーのy:70に移動」なら
/worlddrop set 0 -1 -10 70になります。「移動元次元、移動先次元、移動元高度、移動先高度」の順番と覚えておきましょう。

例: ネザーの溶岩に(y:30まで)潜るとエンドの上空に落ちる

/worlddrop set -1 1 30 250

落ちるのではなく上昇してディメンションを移動する場合のコマンド

落ちる場合の設定方法は分かりましたが、逆に空高くへ登る、というか上昇して移動するにはどんなコマンドで設定すればいいのでしょうか。

指定した高度まで上昇する場合の移動を設定するコマンド

/worlddrop set 移動元ディメンションの番号 移動先ディメンションの番号 移動元高度 移動先高度 true

落ちるのではなく上へ登って移動する際は、末尾に「true」を付けます。

例: 通常世界をy:256まで上昇するとエンドにワープ

/worlddrop set 0 1 256 70 true

加えて移動先の座標を指定するコマンドの解説

このままでは移動先の高度は指定できますが、「この場所にテレポートさせたい!」という座標は指定できませんね。実は移動先の座標は、後から追加でコマンドを使って指定するんです。

まず/worlddrop showで設定の一覧を表示しましょう。上が落下、下が上昇の設定です。各設定には「ID」が自動で割り振られているので、座標を設定したい移動設定のIDを確認しましょう。

既存の移動設定に、移動先の座標を追加するコマンド

/worlddrop point 設定ID true x座標 z座標

例えばID「2」の設定に(x=10,z=50)の座標を与えるには/worlddrop point 2 true 10 50を実行します。

既存の移動設定の座標情報を無効化するコマンド

/worlddrop point 設定ID false 適当な数字 適当な数字

「true」ではなく「false」と書けば座標情報を無効化できます。この場合は末尾になんでも良いので適当な数字を2つ書いて下さい。

移動する設定の削除

既存の移動設定を削除するコマンド

/worlddrop remove 設定ID

導入方法